随分と報告が遅れました・・・。
今回も行ってまいりました、第35回2008ダンロップフェニックストーナメントIN宮崎。
水曜のプロアマチャリティーから予選ラウンドまでは心地よい快晴が続いたのですが、最終日の日曜には気温がグッと下がって雨模様。でも宮崎フェニックスリゾートはコースのメンテナンスも完璧で気持ちいい!ゴルファーなら一度は回りたいコースでしょうね。
.jpg)
ダンロップフェニックストーナメントは、世界のトッププロが集まりインターナショナルな大会として35年の年を刻む、日本でも有数の名門大会です。
2007年は治療を担当したイギリスのイアン・ポールター選手の優勝で幕がおりました。
最終日ラウンド後ロッカールームで歓喜のハグをしたのを昨日のことのように思い出します。 チャンピオングッズとしてポールター選手の優勝時のグッズも飾ってありました。
.jpg)
そして今回も大会主催の招きでチームを組んでトレーナーのサポートをさせていただきました。一週間のかんづめは、極度な緊張感も伴うためからだの疲労も半端ないのですが、トッププロたちとともに私たちトレーナーも戦ってるかんじがして、治療者としての誇りを胸に全力をもって担当した選手たちをメンテナンスしてラウンドに送り出しました。
選手たちはプロと呼ばれる限り結果を残さないと生活が成り立ちません。何の保障もなく自分の体力と精神力とスキルだけが頼りのシビアな世界です。私たちトレーナーもボランティアといえど気軽にプロのからだなど触れません。もしミスを犯したりでもしたら、何百万、何千万もの賞金を取り逃がすかもしれないんですから・・・。
今回で3回目ですが、いつも帰ってきたら1ヶ月くらい疲労が抜けないんです。それほど極端に精神的にも肉体的にも負荷がかかる仕事なんです。やりきった充実感はひとしおですが。
さて、前置きはこれくらいにして・・・
予選ラウンドが始まる前日水曜、この大会のために来日したゴンサロ・フェルナンデス・カスタノ選手(スペイン)が治療にやってきて前大会の話で花が咲きました。前大会では最終日に追い上げて2位でフィニッシュしたカスタノ選手。直後に18番ホールで見学してた私をつかまえて熱烈なハグ。満面の笑みで写真を撮ってメールのアドレスまで交換しました。

今回もハイテンションでやってきて治療もしっかりうけていったカスタノ選手。最終成績は前回と同じく3位としっかり結果を出して美人の奥様と帰っていきました。帰り際にはご家族に“My Friend”と紹介までしてくれました。スペインの名選手、セベ・バレステロスの再来と言われているカスタノ選手。昨期地元のヨーロッパツアーではいまいちの成績で終わったので、今年は活躍してほしいです。
前回チャンピオンのイアン・ポールター選手も初日から治療にやってきました。前週はシンガポールからの移動で次週は中国深センと世界を転戦するポールター選手。当然のことながら疲労も年間のピーク。もちろん私のことも憶えてくれてて、昨年に引き続きラウンド前後に治療してました。
スコアをくずした予選2日目、ご機嫌ナナメで帰ってきたポールター選手でしたが、治療後に、明日は6アンダー!!(一日ではほとんどありえないスコア)と宣言し、次日の決勝ラウンド1日目にみごと5アンダー、大会中のベストスコアをたたき出してました。こういった底力は、ワールドランキングの上位に入る選手は違うな、といったところでしょうか。最終成績は8位。しっかり大会を盛り上げてくれました。次週にはゴルフワールドカップが控えてたのでその足で中国深センに向かいました。
最終日ラウンド後、ポールター選手がチャンピオンズロッカーローム(歴代優勝者は個別のロッカーが与えられるんです!)から手招きするので行くと、当日ラウンドで使ったお宝グッズにその場でサインして山ほどくれたのです。そしてメルアド交換まで。もちろんお宝グッズ自体もうれしいですが、わざわざ呼んで目の前でサインして感謝の意を表してくれたことが何よりうれしかったです。疲れも吹っ飛ぶ瞬間です。
あっ、そういえば・・・ 彼がいつもファッショナブルに決めてるのはゴルフファンなら皆さんご存知だと思います。タータンチェックのパンツにカラフルなポロやセーター。遼くんも前回大会はポールター選手にウェアを提供されて大会を通してポールターデザインのウェアを着用していました。その彼のショップが日本に上陸するらしいです。本人が言ってました。実は私もイギリスから輸入して今回セーターを着用してました。普通のウェアとしても問題なく着れるし、素材も良く着心地もばっちりでカラーリングもいいので。よかったらポールターになった気分でゴルフ場でファッションを楽しんでみてはいかがでしょう?
前回は4日間を通して治療を担当した、全国ゴルフファンのアイドル、石川 遼プロ。マイナビABCチャンピオンシップで見事優勝。末恐ろしい17歳です。今となっては前回治療にたずさわらせてもらったのは貴重な体験でした。プロ転向してからは年間を通してのフィジカルトレーナーを付けてるのでロッカールームにも来なかったのですが、選手用トイレでばったり!!1年前のことですが私のことをよく憶えてくれていました。
1年ぶりに見る遼くんは“ハニカミ王子”と呼ぶような線の細いかんじは全くなく、遼くんと呼ぶのも失礼なような、“雰囲気”を持った立派なプロにたくましく成長していました。
『背、伸びた?』と聞いたら、『いや、昨年とほとんど変わってないっスよ。』と言ってはいましたが、体幹(からだの中心)を鍛えるトレーニングをずっとしてる、ということだったので、トレーニングの成果がそう見せたのでしょう。線が細かったのが、間近で見るとかなりゴツくなってました。そういえば、アマチュアのときはまだ体幹が鍛えられてなかったのでドライバーショットにブレが出るときが多かったですが、プロになってから飛躍的に安定感が増したのはそのトレーニングのおかげだと思います。
体格は変わっても、ビッグマネーをつかんでも、彼自身はホント変わらず好青年でした。二人で面と向かってしゃべってるとフツーの高校生なんですが、テレビ画面を通すとオーラがバンバン。これからどれだけビッグになっていくのか全く想像がつきません。今回新たに治療させていただいた青木功プロや尾崎直道プロもお世辞なく彼を絶賛していました。いつか、彼の夢であるマスターズ優勝がほんとに起きる気がします。
韓国のドンファン選手も前回に引き続いての登場です。あいかわらずの好青年で他の選手にもすごくかわいがられています。でもひとたび試合に出れば、着実に上位をゲットし、日本のツアーランキングも常に上位にいます。今回はちょっと奮わず25位でした。
ドンファン選手は今回を最後にしばらく休みに入ります。というのも、自国で3年間の兵役につくからなんです。最終戦ではツアープロたちみんなに胴上げされてました。彼の人柄の良さがわかる出来事でした。
3年後にツアー復帰されるのを楽しみに待っていたいです。
丸山大輔プロも前回に引き続きです。丸山といえば茂樹プロがテレビの露出も多く有名ですが、ゴルフ通の方の人気は双璧です。アメリカツアー参戦も年間を通してされてたバリバリの実力者です。見た目がすごくやさしそうで穏やかなのですが、人柄もそのまま。めちゃめちゃいい人です。ゴルフの現場では冷静沈着。職人ぽくてカッコいいです。
今大会は14位。決勝ラウンドに入ってから67、69と実力発揮で怒涛の追い上げでした。
今回はじめての細川和彦プロ。残念ながら今回は奮いませんでしたが、以前はしょっちゅう優勝争いに食い込んでいました。潰瘍性大腸炎を患いすごく苦労されたのは知ってました。2005年の日本ゴルフツアー選手権で優勝しみごと復活されたのですが、このところ少し低迷しています。早く全盛期の細川プロが見たいですね。正直荒々しい男らしいイメージを持ってたのですが、人当たりもやわらかく、すごくかんじのいい方でした。
今回初参加の山下和宏プロ。まだまだ若いですが、着実に実力を付けてきてる若手プロのひとりです。彼にとってこの大会出場はひとつの夢だったとのことです。大阪が地元で私の治療院からもすごく近いところに住まれてるとのことで、地域をあげて応援してあげたいです。今年もこの名門大会で会えるようツアーで結果を残してほしいです。
ちょっと長くなりすぎたので、つづきはPARTⅡで。
PARTⅡでは優勝したプラヤド・マークセン選手(タイ)とのエピソードとともに、今回はじめて治療させていただいた大御所 青木 功プロ、ベテラン 尾崎 直道プロのことにふれたいと思います。
.jpg)
マークセン選手と二人三脚でタイ語ぺらぺらの専属キャディー、上江州さん。いつも二人一組。ほんとにいい人たちですっかり治療者通り越してファンになっちゃいました。PARTⅡで。