医療ドラマ『ギネ 産婦人科の女たち』に出演中です。

11月 14

東京の往診出張ホテル診療のことをご紹介させていただきましたが、

その患者さまのおひとりに、現在、日本テレビ系水曜よる10時スタートの

本格医療ドラマ『ギネ 産婦人科の女たち』に助産婦役で出演されてる

小野かおりさんという女優さんがおられるので、お許しをいただいてちょっとご紹介。

女優業も気が付けば10年。収録が始まれば生活のすべてがお芝居中心。

“演じる”ということが大好きで、根っからの女優さんです。

間近でいろいろ話させてもらって常に向上心をもつ姿に女優魂を見ました。

見かけは華奢で可憐な一輪の花のような方ですが、根性は一流のアスリートのようです。

患者さまのご紹介で東京往診を始めた頃から治療させていただいてます。

女優さんのお仕事も一見派手で華やかなようですが、連続ドラマなどの撮影がクランクイン

すると、主役級はもちろんですが脇役の方々もスケジュールは過密になり

撮影所にカンヅメ状態で、緊張感の続く日々の繰り返しです。

当然制作にかかわるすべての人は毎日が疲労困憊。

各々が体調の管理にも神経を尖らせているとのことです。絶対に穴はあけれませんから。

そういったこともあって、私の東京往診のスケジュールに合えば治療に来られます。

今出演されてるのは『ギネ』という医療ドラマ。

現在の産科医療の問題点をついた本格的な医療ドラマです。

緊急手術、医療事故、裁判、過酷な勤務など、リアルに描かれてますが、

それもそのはず、原作は、昭和大医学部の現役産婦人科教授、

岡井崇先生の書かれた『ノーフォールト』。ドラマの監修もされています。

ロケでは間違った描写がないかどうか、常に厳しい目でチェックされてるとのことです。

すでに5話が終了していますが、ドラマも中盤に差し掛かり、医療裁判をめぐる

シリアスな内容に進んでいます。

昨今、産婦人科の過酷な労働実態とともに、ダントツの訴訟件数は問題になっています。

行政としても早急な打開策の必要性は感じていることでしょう。

悪意のない限り、医療過誤の訴訟で原告が勝訴する確率はあまり高くありません。

しかし、悲しみに打ちひしがれた遺族に対して何らかの補償は必要で、

これが、わが国では医師の責任追及という形でしか出来ないことが大きな問題です。

原作の岡井崇教授も、現在の産科医療をめぐる情勢がそれほどひどい危機的状況に

あるということを憂慮されて書かれたのではないかと、ひしひしと感じます。

ドラマとしても展開が早くおもしろいですが、そういった背景を知りながら

観ていただくと、また違った見方ができるんではないでしょうか。

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